エアコン能力の計算とは?
あなたの家の断熱性能、面積、気積、またその土地の気候などから、あなたの家に最適なエアコン能力を計算します。
エアコン能力を計算する必要性
”大は小を兼ねる”とよく言いますが、エアコンの場合は違います。
部屋に対して小さすぎるのはもちろんダメですが、大きすぎるエアコンを選んでしまうと、エアコン効率が下がり、かえって電気代が高くなってしまいます。
また、10数年ごとの買い替え時にも無駄に大きなエアコンを買うことになるので、非常にもったいないです。
例えば、50年前に建った家と、今から建てる家。
断熱性能は格段によくなっているし、家中の隙間も少なくなっていますよね。
50年前の家のLDK、今から建てる家のLDK、両方同じ20帖だからといって、同じ能力のエアコンを設置するのには違和感がありませんか?
大正解です!
今の家に設置するエアコンは、50年前の家に設置するエアコンより小さい能力で足りるわけです。
では、現在のエアコンカタログに載っている「畳数表示」はどんな家を基準にしているかご存じですか?
実は、50年前の「木造無断熱」の家を基準にしてあるのです。
つまり、現代の家でカタログに書いてある畳数通りのエアコンを買うと、かなりのオーバースペックになるというわけです。
これらの理由から、家ごとにきっちり最適なエアコン能力を計算してあげる必要があるのです。
最適なエアコン能力とは?
最適なエアコン能力とは次の2つを満たす能力のことです。
- 1年を通して最も暑い(寒い)日にきっちりエアコンが効くこと
- エアコンの運転効率を最大にして、エアコン電気代を削減できること
まずは、エアコンが効かないことには意味がないので、1年を通してその地域で最も暑くなる日(寒くなる日)に、設定温度にきっちり空調できる能力を算出します。
それを満たした上で、次はエアコンの運転効率が最大になる能力を算出していくという形になります。
エアコンにも車と同じように「燃費」という考えがあります。
車の燃費は、街乗りで停止と発進を繰り返すと燃費が悪くなりますし、高速道路で一定の速度で走り続けると良くなりますよね。
エアコンも同じで、ある一定の強さでできるだけ長く運転し続けられると燃費が良くなり、電気代も削減できます。
しっかりエアコンが効いて、かつ、電気代が一番安くなる能力というものを提案いたします。
サービスの流れ
ご依頼後のサービスの流れは以下のとおりとなります。
なお、ご依頼方法はページ最後に掲載しております。
成果品
計算結果と各部屋の目安畳数を明示した資料(PDF形式)を納品いたします。
ご提供いただきたい情報
※担当設計士さんにお願いすれば全て準備してくれると思います。
※不明点があればLINE公式アカウントからお気軽にメッセージください。
- 間取りがわかる図面
- 建設地
- 建物の外皮面積
- 延床面積
- 建物の総気積(気密ラインの気積)
- Ua値(外皮平均熱貫流率)
- C値(隙間相当面積)※予定値でも構いません。
- 換気方式(第一種or第三種)
サービス価格
エアコン能力計算 29,800円
オプション
- エアコン位置の提案 +5,000円
- お急ぎ便 +5,000円
※ヒアリング実施後、2日以内に納品 - 全館空調の提案 +15,000円
お客様の声
たくさんの嬉しいお言葉をいただくたびに、「頑張ってよかった」と心の底から思わせていただいています。
住宅コンサルタントとしてこれ以上ない幸せを感じる瞬間です。
計算していただけでなく、計算結果の数値の見方エアコンの性能などについて質問した際、とても丁寧にご回答いただけました。 エアコンについてもとてもお詳しく本当に相談してよかったです。 部屋の使い方や加湿器空気清浄機など、悩んでいたことについて、とても参考になりました。 おかげさまで無駄なお買い物をせず、最適な家電配置ができそうです。 この度は本当にありがとうございました!
高気密高断熱でお願いした注文住宅において、その建築会社より畳数以上に対応するエアコンの提案があったことに疑問をもち、独自に調べてスペックを下げてみたものの確信がもてず、お願いすることにしました。 結果、しっかりと計算をして頂いたことで、やはり建築会社の提案ではオーバースペック以上にオーバー(笑)であったようで、おかげさまで適切なスペックのエアコンを選ぶ事ができすっきり大満足しました。 さらに、やり取りの中での私の心配や愚痴もさりげなく拾ってくださる配慮に安心感までいただきました。 ありがとうございました。
量販店や設計士の方にもエアコンの相談をしましたが、特にアドバイスもなく畳数または畳数よりも大きいサイズを推奨されていました。自分自身、エアコン設置についての知識が無く、無駄に高い買い物もしたくなかったので、うりちゃんさんに見ていただくことに決めました。とにかく本当にお願いして良かったです! 結果もビックリでしたし、わからないことを細かく質問しても、とても丁寧にわかりやすく説明して下さいました。 大満足です!うりちゃんさん本当にありがとうございました ^^
「エアコンは自分の家に合ったものをきっちり選ばないといけない」
この事実をしっているかどうかで、知らず知らずのうちに大きく損をしてしまうことになります。
家のスペックに対して過大な能力のエアコンを設置した場合、当然エアコンはきっちり効くため何も疑うことなく生活することになるでしょう。
毎月の光熱費が高いと疑うこともないし、買い替え時にもまた同じスペックのエアコンを買うでしょう。
しかし、実はそこには大きなお金の差がでます。
例えば、3LDKの家の家で、20帖のLDK、8帖の洋室が3部屋だとします。
何も考えずにエアコンを買うと、20畳用が1台、8畳用が3台になるでしょう。
一方計算した場合、10畳用が1台、6畳用が3台という結果になったりします。
そうすると、エアコン購入費だけでも10万円以上の差がつくことになります。
更に、涼しさや暖かさは変わらないのに、運転効率の差によって、電気代においても毎月1,000円の差が普通にでます。
これが今後50年住んだ場合、10年ごとのエアコンの買い替えや毎月の電気代でどんどん差が広がりやがては100万円以上の差が出てしまうわけです。
そんなバカなことはしたくないですよね?
しかしながら、家電量販店ではもちろん、住宅会社の担当者もこの事実を教えてくれる人はほとんどいないのが現実です。
このページを読んでくださっているあなたには、損しない側の施主になってもらいたいと心から願ってます。
是非この機会にあなたの家に合ったエアコン能力を計算してみませんか?
一級建築士 うりちゃん